いつ何が起こるか分からない人生において、いつかは誰しもが迎えることになる「死」のこと。

時には、延命治療を行うかどうかの重要な判断が必要になる時もあるでしょう。

しかし、延命治療を行うにしても医療費のことは切っては切り離せない問題ですよね。

今回は、この延命治療の費用について解説していきます。

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延命治療の費用はどれぐらい?

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延命治療における医療は、基本的に入院が必要になるので医療費や食費、他にも費用がかかることがあり、最低でも月に5万以上は必要になるのが現状です。

医療費自体は、おおよそ一人あたり、1000万円ほどかかると言われています。

 

ただ、健康保険に加入している場合は、医療費の自己負担額は3割負担、75歳以上の後期高齢者医療制度が適応される場合は、1割になるので多少は負担は減ります。

しかし、通常の治療とは異なり延命のための治療となるので終わりが見えず、長期間延命治療が続けば高額な費用を負担し続けることになります。

また、最終的に必要になる費用は自然死に比べて8倍以上とまで言われており、金銭的に大きな負担を背負うことは避けられません。

 

そのため、延命治療によってその患者の命を延命できても、延命治療を支える家族への負担が大きく、生活が苦しくなる可能性もないとは言えません。

また、延命治療を税金の観点から客観的に見れば、延命治療を一人行うにあたり900万円程の税金を使っていることにもなります。

高齢化が進んでいる現代において、延命治療が増加すれば日本の財政の面でも大きな負担となることも事実です。

 

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延命治療は本当に必要なのか

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普段、何気なく平穏な生活している人からしたら「延命治療はお金がかかるから必要ない」と思う人も多いかと思いますが、延命治療を行うかどうかの判断は決して簡単なものではありません。

延命治療が必要かそうでないかは、その本人やご家族の意思や考え方によっても変わってきます。

中には、延命治療で少しでも長生きしたいと思っていたり、少しでも助かる見込みがあるのならその可能性にかけてみたいと考える人もいます。

また、安楽死や尊厳死に関して現状では具体的な法律がないので延命治療を拒否することは必ずしもできるとは限りません。

 

ただし、最近ではこのような医療費の負担やご家族の精神的な苦痛を配慮して、安楽死や尊厳死を認めてくれる医師も増えてきました。

そのため、少しでも家族の負担を減らすためにも、自分に延命治療がどうかの意思表示を残しておくことは極めて重要なことと言えるのです。

関連:安楽死や尊厳死では何が違うのか?2つの違いを理解する

 

生活保護でも延命治療は受けられる?

延命治療にお金がかかることは十分に理解しているかと思いますが、生活保護を受給している場合どうなるのか、また別の面で心配になる人もいるでしょう。

高額な医療費が発生するので延命治療は受けられないようにも見えますが、実際には生活保護を受けている場合であっても延命治療は受けられます。

ただし、生活保護受給者が延命治療を受ける際はいくつか注意する点もあります。

関連:生活保護と延命治療の関係についてはこちらを参考に

 

まとめ:延命するほど医療費負担が増えるのも現実

延命治療は短期的に見ればそれほど負担が大きいようには見えませんが、延命治療は先が見えない治療であるため、費用負担の面では軽視することはできません。

日頃から、延命治療の判断が必要になった時に、どうしたいのかしっかりと家族の間で話し合い、事前にその意思を残しておくのが望ましいです。

延命治療とは?拒否するなら何に意思表示すれば良い?

こちらも参考にして頂ければと思います。

 

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