震えの症状がでる本態性振戦と

パーキンソン病。

この2つは症状が似ているので

一見すると違いが分かりません。

 

しかしながら、実際には確かに

違いがあり、ある程度自力でも

判別することは可能です。

 

見分けるポイントとしては

  • どこが震えているのか
  • 震えが発生する条件
  • 症状の現れ方
  • 家族は同じ症状が出るのか

といったことが重要です。

 

今回は、その本態性振戦と

パーキンソン病の違いについて

解説していきます。

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本態性振戦とパーキンソン病の違い

震えの発症部位の違い

本態性振戦とパーキンソン病の

大きな違いとして、震えが発生する

部位に違いがあります。

 

本態性振戦の場合には、手足の

震えだけでなく、声や頭、足全体の

震えなど、震えは全身のいたる所で

発生するのが特徴です。

 

本態性振戦は、緊張による

震えも含まれているので、緊張して

手足や声が震える場合は、

本態性振戦が原因と言えます。

 

また、本態性振戦による震えは

左右対称で起こることが多いのも

特徴です。

 

しかしながら、パーキンソン病の場合、

震えは手と足に限られています。

 

そして、震えは左右非対称であり、

片方が手足のみが震えることが

多いです。

 

震えが発生する条件

koureisyahikki

本態性振戦の場合、震えは何か

動作を行う時に震えを伴います。

 

例えば、人前に立って何か

発表を行うといった際に、緊張して

足がすくんだり、声が震えるのは

本態性振戦です。

 

文字を書いたり、物を持つといった

何か動作している時にだけ、

震えが発生するのは、本態性振戦の

可能性が高いと言えます。

 

一方のパーキンソン病の場合は

安静時に発生します。

 

そのため、特に何もしていないのに、

無意識に手足が震える場合には、

パーキンソン病の恐れがあると

言えます。

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症状の現れ方

huruepakinson

本態性振戦の場合、震えは

小刻みにガタガタと震えるだけであり

筋肉や関節が動かなくなることは

ありません。

 

しかし、パーキンソン病の場合、

筋肉や関節の動きが鈍くなり

全体的に動作が遅くなります。

 

つまり、パーキンソン病の方は

手足が震えるというよりも筋肉が

こわばって、動きが鈍くなるのが

特徴とも言えます。

 

その他の症状の違い

koureisyatue

本態性振戦とパーキンソン病の

大きな違いとして、歩行障害や

身体機能の低下があるかないかも

2つを判別する上で重要です。

 

本態性振戦の場合は、動作中に

一時的に震えるだけあり

それ以外に、震えによる支障が

出ることは少ないです。

 

しかし、パーキンソン病の場合には

放置していると、筋肉がこわばり

歩行障害が出てきたり、動作が

遅くなる動作緩慢といった、

震え以外の別の症状も出てきます。

 

最初は単なる震えかと思っていても

パーキンソン病の場合には

身体機能が低下していくので

震え以外に、歩行障害といった

他の症状が見られる場合には

注意した方が良いです。

 

また、本態性振戦には家族歴という

いわば遺伝的な要因もありますが

パーキンソン病の場合には

家族歴は関係ありません。

 

両親などの身内に、震えの症状が

出るという人は、遺伝が原因

本態性振戦の症状が出ていることも

あり得ます。

 

まとめ

このように本態性振戦と

パーキンソン病は似ているようで

実際はその症状の出方などが

大きく異なります。

 

違いをまとめると

本態性 パーキンソン
震える部位  全身どこでも 手足のみ
 発生条件  動作時のみ 安静時
震えの特徴  小刻み 筋肉・関節が鈍る

悪化すると歩行障害も出る

家族歴 あり なし

といった感じです。

 

どちらにしても症状が悪化し

日常生活に支障が出るようなら

一度、早めに病院で検査・治療を

受けることをオススメします。

 

また、私たち素人ではこの2つを

正確に判別することもできないので

少しでも気になる場合には、病院で

検査を受けた方が良いですね。

以上、参考になれば幸いです。