高齢者の皮膚は乾燥していることが

多いですが、これは加齢だけが

原因ではなく、実際には他の原因も

関係しています。

 

一見、特に問題のなさそうな皮膚の

乾燥ですが、これを放置していると

老人性皮膚掻痒症という、

何も異常のない皮膚にもかゆみを

覚える、辛い病気に悪化する

危険があります。

 

今回は、高齢者の皮膚は

なぜ乾燥しやすいのか

その原因について解説していきます。

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皮膚が乾燥するとどうなるのか?

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人間の皮膚の水分量は加齢に伴い

皮脂の分泌量が減少し、

また皮膚の保湿にかかわる

セラミドという物質も減少するので

皮膚が乾燥しやすくなります。

 

若い人と比べるとその水分量は

おおよそ30%も減少すると

言われています。

 

また、高齢者の皮膚は若い人に

比べると、古い皮膚と新しい皮膚の

入れ替わりにも時間がかかるので

皮膚がカサカサになったり、めくれる、

ひび割れといったことも起こります。

 

この加齢による皮膚の乾燥のことを

「老人性乾皮症」

(ろうじんせい かんぴしょう)と

言います。

 

乾燥肌は、外部からのばい菌や

細菌などから皮膚を守る抵抗力も

低下するので、皮膚に傷がつきやすく

感染症のリスクも高まります。

 

そのため、高齢者の皮膚は

若い人以上に、保湿や適切なケアが

必要となります。

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高齢者の皮膚が乾燥する原因

加齢に伴い、必然的に皮膚も

老化していくため、誰でも年を取れば

皮膚が乾燥し乾燥肌となります。

 

ただ、加齢以外にも原因があり、

それら別の原因が合わさると

症状が悪化する恐れがあります。

 

空気の乾燥によるもの

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乾燥肌は、空気の乾燥によっても

引き起こされることもあります。

 

秋から冬にかけては特に空気が

乾燥しやすいため、もともと皮膚が

乾燥しやすい高齢者は特に

気を付ける必要があります。

 

老人性皮膚掻痒症もこの時期に

患者が増えると言われています。

 

また、室内においても暖房器具

使っていると自然に空気が

乾燥していきます。

 

加湿器を使って湿らせたり

濡れたタオルを室内干しにして

空気の乾燥を防ぎましょう。

 

入浴が原因

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一見すると、皮膚の乾燥とは

関係ないようにも見えますが

入浴で体を洗う際に、気を付けないと

皮膚を傷つける恐れがあります。

 

例えば、タオルで体を洗う際に

石鹸をつけすぎたり、強く皮膚を

こすってしまうと皮膚を守っている

皮脂を過剰に取りすぎてしまう

恐れがあります。

 

使用する石鹸についても、できる限り

皮膚にやさしいものを使いたいです。

 

また、湯船につかる際も熱すぎると

皮膚を傷つけやすく、入浴後に

皮膚の水分が蒸発してしまうので

注意したいです。

 

特に、高齢者は熱に対する感覚も

鈍くなるので熱すぎる湯船に

つからないよう注意しましょう。

 

水分不足が原因

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皮膚の乾燥には水分不足も

関係しています。

 

体内の水分量が低下すると

皮脂を作ることができなくなり

乾燥に繋がります。

 

高齢者の場合、トイレに行くことを

気にして水分補給の回数が

減る傾向にあるので、家にいる

時には、こまめに水分を

補給すよう促したいです。

 

まとめ

このように人間の皮膚は加齢に

伴って老化していき、乾燥肌に

なりやすくなります。

 

加齢による乾燥肌は仕方のない

面もありますが、だからといって

乾燥肌を放置していると

皮膚病につながる恐れがあります。

 

高齢者の皮膚は外部からの影響を

強く受けやすいので、日常生活で

対策できるところから

しっかりと皮膚肌を守りましょう。

以上、参考になれば幸いです。

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