一般的にうつ病と言われると

人間関係で悩む若い人や

仕事で悩むサラリーマンといった

人がなるというイメージが強いですが

うつ病は高齢者でも発症します。

 

高齢者は精神的に安定していると

思われがちですが、実際には

体力の低下や家族・知人の死別、

孤独感など精神的にもストレスを

負うことはかなり多いです。

 

今回は、この老人性うつ病の

原因について解説していきます。

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老人性うつ病とは?その原因は?

一般的なうつ病というのは、

人間関係や仕事のストレスが

原因となって発症することが

多いです。

 

しかし、高齢者のうつ病の場合、

若者とは原因が異なり、喪失感や

急激な生活環境の変化

関係していることが多いです。

 

死別や子の独立などによる喪失感

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老人性うつ病の一番の原因は

配偶者が亡くなったり、子供が

独立したことによる喪失感や

孤独感にあります。

 

長年、生活を共にした人が

亡くなることは精神的にも

大きなストレスが、そのショックが

原因でうつ病になってしまう

可能性があります。

 

また、子供たちが家を離れて

独立すると、それまでは

賑やかだった生活も寂しくなり

一人になってしまうと孤独を

感じるようになります。

 

そのような、死別や子供の

独立といったことで一人になり

生活が寂しくなると、うつ病になる

危険性が高まります。

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急激な環境の変化

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定年退職後の生活習慣の変化や

配偶者の死別、子供の独立といった

生活スタイルがこれまでとは

ガラリと変化した場合も、精神的に

大きな負担がかかります。

 

例えば、妻がなくなった場合に

これまでは妻が行っていた家事を

全て自分一人で行うことになり

その慣れないことが続けば

大きなストレスとなるでしょう。

 

また、老人ホーム等の施設に

入居するなどして、生活環境が

大きく変化した場合にも、うつ病を

発症する可能性もあります。

 

病気やケガによるストレス

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高齢者がうつ病になってしまう

もう一つの原因としては

長期の入院や寝たきりによる

ストレスです。

 

病気やケガの治療で入院しても

一向に治る気配がなかったり、

長期間入院・寝たきりの状態が

続くと、気分が落ち込みうつ病に

繋がることもあります。

 

入院したことがある人なら

分かると思いますが、入院して

ベッドで一日中寝ているのって

ものすごく退屈ですよね。

 

人間は何もしない状態が

長期間続くことには精神的に

耐えられない生き物であり、

長期化すれば、うつの症状が

出る危険があります。

 

廃用症候群(はいようしょうこうぐん)

という病気もあり、その症状の1つに

うつ病も含まれています。

 

とりわけ長期入院している方や

寝たきりの高齢者は

十分に注意したいです。

廃用症候群についてはこちら

 

まとめ:老人性うつ病は原因の特定が困難

老人性うつ病の原因を見ましたが

高齢者のうつ病の場合、若い人の

うつ病と違って、原因をはっきりと

断定することは困難であり、

様々な要因が複雑に絡み合って

発症しています。

 

単に身体機能の低下だけでなく

精神的にも喪失感や孤独感、

急激な環境の変化がストレスとして

積み重なっているのです。

 

次回は高齢者のうつ病の治療法や

改善策について解説していきます。

 

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