「認知症が進行し、徘徊の症状が

出るようになった・・・。」

「徘徊が心配で気が抜けない・・・」

と、徘徊の症状が出ると

それを介護する人にとっても

大きな負担となりますよね・・・。

 

そもそも、なぜ認知症で徘徊の症状が

出てしまうのか、そのようなことを疑問に

思ったことはないでしょうか。

 

あなたももしかしたら、介護をしている中で

どうしてこうなってしまったのか疑問に

思うようなこともあるでしょう。

 

今回は、この認知症と徘徊の関係や

その対策について解説していきます。

スポンサーリンク

徘徊の原因は何なのか?

徘徊の症状が出てくることは

認知症の段階で見ると中期症状

段階にあります。

 

中期症状とは人の手による介護の

支援が必要な段階でもあり、徘徊は

その中期症状の大きな特徴です。

認知症の症状は段階で異なる!?

 

徘徊の根本的な原因には

自分自身が今どこにいるのかが

分からなくなったり、周囲の状況や

時間を正確に認識できなくなる

見当識障害があります。

 

また自分自身、物事を忘れてしまうことに

強いストレスや不安感を感じるようになり

自分が安心できる場所を求めて

徘徊してしまうことも原因の1つです。

 

「家にいるのに、昔住んでいた

家に帰りたがる。」

「何年も前に退職しているのに

会社に行こうとする。」

といった症状は典型的な例ですね。

スポンサーリンク

徘徊予防に必要なことは不安感を取り除くこと

kaigosasaeru

徘徊はストレスや不安感から

引き起こされることもあるので

「どうして勝手に出て行くの!」

「一人で家から出ないように!」

というような、無理矢理に行動を

制限させることは返って認知症を

悪化させてしまいます。

 

何にでも批判的な態度で接してしまうと

本人もイライラしてしまい、それが暴言や

暴力につながる恐れもあります。

 

徘徊を防ぐためには、このような

不安感やいらだちを少なくし

精神的にも安心した生活環境を

作ることが最も重要なことです。

 

具体的には、日常生活において

食事や外出の際には一緒に付きそって

行動したり、本人の気持ちや言葉も

しっかりと受け止めることですね。

 

もし、徘徊する場面にあった時は

後ろをついていき、本人が外出した

目的を忘れて立ち止まったところを

「一緒に買い物に行きませんか?」

「一緒に帰りましょう。」といった

偶然を装って声をかけることで

過度なストレスをかけずに安全に

自宅まで誘導することができます。

 

ただ、身体機能が衰えている場合

いくら後ろからついて行くといっても

交通事故に巻き込まれてしまうのでは

という心配がありますよね。

 

そのような時は、外出しようとしている

時に気をそらすのも効果的です。

 

なぜなら、認知症の本人は

何か別のことに意識を向けると

元の目的を忘れてしまうからです。

 

例えば、「玄関のポストを見てきてほしい」

と言ったり、「今日は外が寒いから、

上着を着ましょう」というふうに声をかけ

気をそらすのが効果的です。

 

それでも、徘徊の頻度が

多いという場合には、他に安全策を

講じておくことも必要になります。

 

もしかしたら、「少し目を離したら、

いつの間にか外出していた」

なんて経験もあるでしょう。

 

どうしても個人の力では徘徊を防ぐには

限界もあるので、地域の方への

協力も忘れずに行いたいです。

 

特に、効果的なのが近所の交番や

地元の警察署に顔写真や住所氏名の

届出を行うことです。

 

万が一、保護された場合の連絡も

スムーズになり、警察官の方に

徘徊しているところを発見してくれる

可能性も高まります。

 

また、多くの自治体には

「徘徊高齢者SOSネットワーク」

というシステムがあります。

 

これは徘徊が発生した時に

自治体に連絡することで捜索・発見を

サポートしてくれる制度なので

この制度が導入されている場合には

必ず登録することをオススメします。

 

まとめ

このように認知症による徘徊を

無理矢理に止めようとすることは

かえって、本人にストレスを与えるため

逆効果です。

 

徘徊することを強引に防ぐのではなく

介護する私たちの側はおおらかな

気持ちをもって、本人の行動を

支えてあげるのが効果的です。

 

認知症は症状を悪化させないことが

非常に重要なので、正しい方法で

認知症と向き合っていきましょう。

【認知症の徘徊対策について】
名札は靴にもつけるべき!

こちらも参考にして頂ければと

思います。

スポンサーリンク