高齢者に多い病気の代表例として

認知症がありますが、認知症は

うつ病の症状と非常に似ているので

本人が認知症なのか、それとも

うつ病なのか正確に判断することは

かなり難しいです。

 

しかしながら、この2つにも確かな

違いがあり、具体的には

  • 症状の進行具合はどうか
  • 記憶障害があるかどうか
  • 質問に対する受け答えはどうか

の3つが認知症とうつ病を

判断する重要なポイントとなります。

 

今回は、認知症と老人性うつ病の

違いについて解説していきます。

スポンサーリンク

認知症と老人性うつ病の違い

症状の進行具合の違い

nintisyouututigai (1)

認知症とうつ病の違いとして、

まず症状の進行具合・発病の

特徴が異なります。

 

認知症の場合には、病気の進行が

遅いことが特徴であり、周囲の人が

変化に気がつかないことが

多いです。

 

一方のうつ病の場合は、短期的に

急激な性格の変化が起こったり、

突発的に様々な症状が表れる

傾向にあります。

 

配偶者の死別や急激な環境の

変化といったことで大きなショックを

受けることで、急にうつ病を発症する

ことはありますが、急に認知症を

発症することはありません。

スポンサーリンク

記憶障害があるかどうか

nintisyoututigai

記憶障害があるかどうかがを

確認することも、認知症とうつ病を

見分ける重要なポイントです。

 

認知症の場合は記憶障害が発生

うつ病の場合には記憶障害は

発生しません。

 

具体的には、認知症の場合、

記憶障害が発生するので、

自分自身の感情や症状の状態を

正確に把握すること自体

できなくなります。

 

初期の認知症の場合、認知機能の

低下を自覚して不安を感じ、

うつ病の症状が出ることもありますが

ある程度認知症が進行すると

自分は認知機能が低下している

という自覚自体、忘れてしまいます。

 

そのため、認知症の場合には、

ある程度症状が進行していると

本人は楽観的な感じで症状を

捉えていることが多いです。

 

一方、うつ病の場合は悲観的になり

自責感、自殺願望といったことを

強く訴えるようになります。

 

つまり、うつ病の場合は、

悲観的な思いが強く、自分自身の

症状を強く自覚しています。

 

ただ、認知症の初期の場合には

ほとんど同じような症状が出るので

その違いを見分けることは

かなり難しく、正確に判断するには

医療機関でしっかりと検査を受ける

ことが重要です。

 

質問に対する受け答えの違い

nintisyouututigai (2)

認知症とうつ病を判別する

もう一つのポイントは

何か質問を投げかけたときに

どのように受け答えするのかを

見ることです。

 

認知症の場合には、ついさっき

言ったことも忘れてしまうことが

あるため、質問をしても的外れな

答えが返ってきたり、何度も質問の

内容を聞き直す傾向が見られます。

 

一方の、うつ病の場合には

質問をして考えることはあっても

「分からない」と言ったり、そもそも

耳を傾けて聞いてくれないといった

質問に対する反応に違いがあります。

 

日常生活の中で、何気ない

質問をしてみてるのも、認知症と

うつ病を判断する上では重要な

判断材料になるのです。

 

まとめ

認知症とうつ病を判断することは

なかなか難しいですが、2つの

病気には確かな違いがあり、

私たち素人でも、ある程度

見分けることは可能です。

 

ただ、初期の認知症とうつ病の場合

症状が非常に似ているため

初期段階では判別ができないことも

あります。

 

そのため、認知症かうつ病か

よく分からないと気になる場合には

早めに精神科・心療内科、

神経内科といった医療機関で

一度、しっかりとした検査を

受けることをオススメします。

 

特に、うつ病は完治できても

認知症は症状の進行を遅らせる

ことしかできないので、早期発見は

非常に重要ですよ。

認知症の治療法はあるのか?

こちらも参考になれば幸いです。

スポンサーリンク