近年、増加しつつある「老後破産」

また、破産とまではいかなくても「下流老人」という老後の貧困に悩まされることもあります。

 

昔に比べて、老後に使えるお金が少なくなったにも関わらず、平均寿命が伸び長生きするようになったため、このような破産や貧困に悩まされる老人が増えていると言われています。

また、定年後に十分な貯金があっても災害や事故といった不可抗力もあるので、貯金が沢山あれば絶対に安泰という訳でもなくなってきました。

今回は、老後破産や貧困を防ぐためには何をするべきなのか、その方法について解説していきます。

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ただお金をためれば良い訳ではない

okaneunyou

生活において、収入と貯金は多いに越したことはありませんが、お金を貯めることだけを考えていては失敗してしまう恐れがあります。

いくら数千万円の貯金があっても無計画に生命保険に加入したり、ローン等の借金を抱えていたり、医療費や子供の教育費に過剰にお金をかけているようでは、一気に貯金が底を尽きます。

 

特に、定年後も住宅ローンが残っているような場合には収入がないなかで、貯金を切り崩す必要があるため、老後の生活はかなり厳しいものとなります。

また、老人ホームなどの施設に入りたいと思っているなら、その施設にかかる費用はいくらで、毎年いくら必要になるのかを事前にしっかりと計算しておく必要があります。

 

つまり、現状の収入と貯金を踏まえ、将来、医療や介護などで発生するであろう費用をある程度予測しておくことが重要と言えます。

 

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お金を貯めつつも老後の計画を立てる

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現代は昔と違って、収入が少なく、ただでさえ老後に使えるお金が減ってきている状態なので、無計画にお金を運用しているのでは老後の生活は厳しいものとなります。

参考:老後破産を起こしてしまう原因とは?

 

老後破産や貧困に陥らないためには早いうちから、老後にどれぐらいのお金が必要になるのか、どのぐらい貯金が貯められるのか、先々を見据えた、長期的な計画を立てることが非常に重要です。

 

その際、基本となるのは収入を増やして・支出を抑えるということです。

例えば、

  • 定年を過ぎても働けるなら仕事を続ける
  • 不要な生命保険などを見直す
  • ローンを切り上げて定年前に返済する
  • 生活水準を下げて節約する

といったことで収入・支出を見直すことができます。

また、貯蓄が出来る間にできる限りお金を貯めておき、老後に使えるお金はどのぐらいなのかを早い段階で算出しておくことも重要です。

 

自分はまだ若いから大丈夫と思っていても、そのときはあっという間にやってくるので、今のうちから危機感を持って行動することが老後破産を防ぐ第一歩となります。

 

各種制度の利用も視野に入れる

soudan

どんなに貯蓄をして支出を抑えても時には、不慮の病気や事故などに巻き込まれ、貯金が底をついてしまう可能性も十分有り得ます。

また、自分自身でなくても子供が就職できなかったり、うつ病になるなどして、親の元を離れられないといったことも可能性としては十分に考えられます。

 

そのような収入や貯金もなく、年金では生活できない状態になってしまったら「生活保護」を申請することが重要です。

世間のイメージ的に生活保護といえば

  • 受けることは恥ずかしい
  • 年金があると受けられない
  • 家族がいると受けられない

と、いろんな噂が飛び交っていますが、本当に危機的な状況になった時には必ず利用した方が良いです。

憲法上でも生活保護は、健康で文化的な最低限度の生活が保障されており、生活保護は本来、生活に最低限必要な収入がないのなら、誰もが受けられる単純な制度です。

「病気になってもお金がないから治療を受けられない」というような悲惨な自体を回避するためにも最終的には生活保護の利用も視野に入れることが大切です。

 

ただ、これらの公的扶助や福祉サービスは自分から自治体に申請しない限りは何もしてくれません。

また、本来生活保護を受けるべき人に限って、変な噂に惑わされ申請していないということもかなり多いと言われています。

受けられないと諦めてしまう前に必ず一度は自分自身で役所に行き相談することが大切です。

 

ちなみに、年金を受けているから生活保護を受けられないということはありません。

年金を受け取っていても生活が成り立たないといった一定の条件を満たしている場合は年金を受給しながらでも生活保護を受け取れます。

関連:年金をもらっていても生活保護を受けられる理由

 

まとめ

このように老後破産や貧困に陥らないためには、老後までにお金を貯めつつも、そのお金をどのように運用していくのかしっかりと先々の計画を立てることが非常に重要になってきます。

そのためには早めに危機感を持ち、情報収集につとめつつ実際に行動することも大切です。

ただお金を貯めることだけでなくお金の使い方についても早い段階からしっかりと計画を立てることをオススメします。

以上、参考になれば幸いです。

関連:老後に必要な生活費はいくらか?事前に逆算しておくことが重要!

 

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