大学卒業=就職は正しい選択肢なのか?日本の新卒一括主義を考える

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平成が終わろうとしている今現在でも社会に根強く残る「新卒一括採用」の仕組み。

私自身、大学生の頃は大学卒業=就職というイメージしかなく、就職はごく当たり前のことだと思っていました。

しかし、本当に大学卒業=就職は正しい選択肢なのでしょうか?

このページを見ているあなたは、きっとそのような就職に対する疑問を持っているかと思います。

今回は、日本の就職について考えていこうと思います。

正社員=安定という根拠は何?

一般的に就職するというのは、正社員として会社で働くことを言います。

正社員が安定と言われる理由は、

・毎月一定の給料がもらえる
・長く働けばボーナスや昇給が得られる
・社会的地位/信用が得られる
・簡単にリストラされない

の4つです。

確かに一昔前は年功序列で、一つの会社に長く勤めるほど給料も地位も上がっていき、正社員で働けば毎月安定して給料が得られる時代でした。

 

私自身の両親や祖父母などの上の世代の人からしたら、新卒で就職がごく当たり前であり、上の人たちは皆そろって「正社員になるべき」と言ってくることでしょう。

しかし、今現在の私たち若い世代にとっての「正社員」はどうでしょうか?

年功序列も崩壊し、今では正社員でも給料が安く、昇給も見込めない、そして相次ぐ不景気にリストラなど、「正社員だから必ずしも安定」とは言えなくなりました。

 

さらに近年では、AI技術の発展も著しく、近い将来これまでにない大失業時代がやってくるとまで言われるほどです。

大企業ですらどうなるか分からない時代であり、一つの会社に努め続けることは逆に「リスク」になるかもしれません。

 

新卒一括採用は雇用のミスマッチを生みやすい

新卒一括採用は労働者をまとめて採用することで人材の育成教育コストを下げられるメリットがある一方、「就職するまで何の仕事に就くか分からない(分かりづらい)」という大きな問題があります。

例えば、「総合職」の場合、事務をメインに仕事をするのか、企画営業をするのか、実際の細かな業務内容までは現場で働き始めるまで分かりません。

内定式の後に勤務地や配属先が決まるというケースも珍しくなく、働き始めるまでどのような仕事に就くのかイメージできずに「思っていた仕事と違う」「やりたい仕事ではなかった」といったミスマッチが発生してしまいます。

 

逆に、アルバイト採用や転職活動の場合は、最初から「こういう仕事をやります」という仕事内容が決まっているため、新卒採用よりも働く際のミスマッチが発生しづらいです。

就職活動をする際は、就職後にどのような仕事に就くのか、その点を説明会や面接などでしっかりと確認することがミスマッチを防ぐ重要なことと言えます。

 

就職は悪ではないが絶対ではない

大学を卒業したら就職しなくてはいけないという風潮には、私自身とても疑問に感じていることです。

卒業に世界旅行に出かけたり、新しく勉強を始める、フリーランスとして仕事をするなど、どれを選ぶかはあなた次第です。

あくまで「就職」というのは通過点であって、「就職」というレールから外れただけで人生が終わる訳ではありません。

 

また、逆にネット上には「就職=悪」という風潮もありますが、私は別に就職することは決して悪いことではないとも思います。

新卒一括採用は言い換えれば、新卒ならどこでも入社できる可能性があるということでもあるので、特に目的もなしに新卒で就職しないというのは個人的にもったいないなと思います。

就職は絶対ではありませんが決して悪でもないので、自分が就職したいと思う企業、興味のある仕事があるなら、それを目指して頑張ってみると良いですね。

何事も疑問に思うことはとても大切なことなので、その疑問や不安を糧にして自分自身の行動力に移していきましょう。

 

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Posted by ma9raud01